マネーの虎とクラウドファンディング
アラフォー世代はご存知の方も多いと思う。
結構流行った番組、「マネーの虎」。
吉田栄作さんが司会で、番組の内容としては、様々な挑戦者たちが、自分の夢やビジネスプランを携えて番組の門を叩き、虎 と呼ばれる海千山千の叩き上げの経営者の前で、限られた時間にプレゼンを行い、出資を獲得するというもの。
チャレンジャーと虎たちとの火花を散らす真剣勝負がめちゃくちゃ面白く、好きな番組だった。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%C2%A5%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%99%8E
今でも、YouTubeで見ることが出来る。
とにかく、虎と呼ばれる連中のクセが強烈に強く、
ビジネスプランの前に、個人的な好き嫌いで判断したり、人格否定もお構いなし。虎同士がバトルしたりと、激しい番組だった。
起案者は目標金額を宣誓し、一円でもそれに達しなかったらノーマネーでフィニッシュ。
見事、資金を獲得した者。 ダメ出しされて終わった者。 マネーは獲得したが、その後上手くいかなかった者。 マネー獲得ならずも、その後大成功した者。
そして、虎と呼ばれた伝説の経営者の人生も、山あり谷あり。
そんな人間ドラマが面白かった。
今になって虎たちやチャレンジャーの現在を調べてみると、不思議と面白いことを感じる。
儲かる儲からないだけで起案した事業は残っていなかったり、志を感じた事業は今もしっかり継続して、業績を伸ばしていたり。
虎たちの中でも、辛口だけれども、どこか愛のある虎は、今でもしたたかに生き残っていたりする。
マネー成立の要因は、堅実なビジネスプランという要素よりも、ファーストインプレッション 第一印象や、誠実さや人に好かれるといった要素が大きかったように思う。
次回に続く。