地域資源ってなんだろう?
今日は本間農園のアンテナショップ。「こまど 仮名」のプレオープンの日。
豊かな自然と人情を気に入り、住み着いて16年。
当初は商店も何軒かあったし、美味しいラーメン屋もあった。
脊振村時代に当時の村長のリーダシップの元、積極的な移住政策を行い、子育て世代の人口が増加。
全国メディアにも取り上げられた。
山を越えれば福岡で、通勤圏内には佐賀市、久留米市、鳥栖市など、同じ中山間地域ではあるが、移住候補地としてのポテンシャルは高い地域だと思っている。
平成の大合併で神埼市になってから移住政策はなくなり、年々人口の減少と過疎化が進んでいる。
このことについては言いたいことはあるが、ここでは書かない。
さて、最近良く耳にする、地域資源とはなんだろう?
色んなところに行って、その土地の特産品やご当地グルメを食べると、わいてくる思いがある。それらは最初から存在していた訳ではなく、それを生み出した人は確実にいた訳で、その動機や想いに触れたくなる。
伝統工芸や、民芸品などは比較的厳しい地域、ハンデを持った地域に多いと思う。 それは、耕作には適さない山間地だったり、冬には雪に覆われる場所だったりする。 食べていくため、暮らしていくため、その様なハンデを補うために知恵をしぼり、手を動かして生み出されたのだと思う。
もっと暮らしやすい場所、食べていける場所を求めて移動した人もいる中で、その場所で生きる!と覚悟を決め、情熱を注がれて生み出されたのが、民芸品や特産品、郷土料理だと感じる。
そんな背景や歴史を知ったり感じれた時、時間を超えて、その場所で生きてきた人々の想いに触れれた気がして、すごく嬉しくなる。
それは、自分達自身。中山間の過疎地に分類される土地で、新たな特産品作りにチャレンジし始めたからこそかも知れない。
続く。