書かずにおれない(笑)
きっかけは1本のYouTube動画
何度見ても面白い。
本人には失礼かも知れないが、この吉村強化委員長がオリンピックに向けて緊張している選手たちをリラックスさせようとしていたのなら、大成功と言って良い。(笑)
今現在、東京オリンピックは開催が危ぶまれている状況だ。4年に1度この時この瞬間に向けてひたむきに努力を重ねてきた選手たちが見せる競技や演技はメダルの色やメダルの有無に関係なく多くの人に感動を与えるし、流す涙はうれし涙も悔し涙も本当に美しいと思う。
たくさんの人に与える感動はコロナに立ち向かう力にもなるだろう。
しかし同じように人の心を動かし、しかも軽くするものがあることに気づいた。
それは「笑い」だ。
「笑う角には福来たる」のことわざの通り、笑うことには様々な効能があると言われる。
「こんな時こそ笑おう。笑の効果」
https://www.softbankatwork.co.jp/column/counselor/2020/05/19/2999/
今世界中の人々がコロナウィルスに対する恐れ、これがいつまで続くのかと言う不安を抱えている。
自粛が続き、遠くにいる家族と会ったり、友人とお酒を飲んだり、カラオケで歌を歌ったり、といったことがしにくい状況だ。
しかし、「人はパンのみにて生きるにあらず。」
新約聖書 「マタイ伝 第四章」
が言っているように人生には潤いが必要だ。
うがい手洗いマスクも大切かも知れないが、こんな時だからこそ心の健康が大切だと思う。
だからこそ笑の力をもう一度見直したい!
しかも、笑いは伝染するらしい!
この動画を見てほしい。
笑いは笑いを呼ぶ。 どうだろう、あなたも知らず知らずに笑っていなかっただろうか? 私は笑ってしまった。(笑)
世界中に笑いが伝染していけば、みんなの免疫力がぐんと高まり、コロナも消えていくんじゃないか。(笑)
ナチスの強制収容所での実はを描いたフランクルの「夜と霧」に心に残っているシーンがある。
強制収容所での非人道的かつ過酷な条件の中、どうやってユダヤ人たちは生き延びたのか?
その日1日中考えて、1番面白いジョークを夜中静まり返った宿舎の中みんなで話し合う。栄養失調状態で骨と皮ばかりになった体で精一杯笑いあう。
そうやって希望をつなぎ生き延びたというエピソードだ。たとえどんな状態でも人は笑うことができるし、それは生きる力につながると言うことがすごい説得力で迫ってくるではないか。
「夜と霧(ヴィクトル・エミール・フランクル/霜山徳爾)」 https://www.amazon.co.jp/dp/4622006014/ #読書管理ビブリア
またタイトルは忘れたが別の本では、雪山で雪に閉ざされいつ救助が来るか分からないような状況の中で、最も強い人間はどんな人間かといった話で、いかにも体が丈夫でタフそうに見える者よりも、ジョークを言ったり歌を歌ったりするような者の方が最後まで正気を保って生き延びることができるそうである。強固な意志よりも、しなやかな心の方が強い時があると言う、実に興味深い話だ。
続く。